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予防治療について

蕨の地から、納得いただける医学的根拠に基づいた治療を。

予防治療について 予防治療について
予防治療について

むし歯や歯周病は、歯科医院で予防することができます!
蕨セントラル歯科・矯正歯科は、かかりつけ歯科医療機能強化型歯科診療所に認定されています。

年齢別の予防治療について

小児の予防治療(むし歯・口腔育成)

お子様の予防治療とは

お子様のむし歯予防にはフッ素塗布が有効です。フッ素は海草やお茶にも微量ながら含まれているもので、体に負担なく、歯をむし歯から守ります。フッ素塗布を行うことによって、次のような効果が期待できます。

  • むし歯菌の出す酸に負けない強い歯質をつくる
  • 歯の再石灰化を促進する
  • むし歯菌の活動を低下させる

年に3~4回のフッ素塗布を行うことで、効果的にむし歯を予防することが可能となります。お子様に乳歯が生え始めてきたら、お早めにご相談ください。

お子様の口腔育成の重要性について

お子様のお口の成長は、鼻の通り道や心肺機能はもちろん、顔の骨格・首の成長にも大きく関与します。さらに、脳は首を通して成長ホルモンなどを分泌するため、体全体の正常な機能を育むことにもつながります。

一方、顎の発育が不足すると、口呼吸や不正咬合となる恐れも出てきます。こうしたことを防ぐ方法としては、睡眠時に下顎に装着する「Vキッズ」という口腔育成装置があります。当院では、3歳から6歳の時期にこの装置を装着することをおすすめしています。

成人の予防治療(むし歯・歯周病)

成人のむし歯・歯周病予防について

大人のむし歯は、新たに発生するものより、治療済みの歯に起きるケースが多いため、治療後も定期検診を受けることが大切です。特に歯周病は沈黙の疾患とも呼ばれ、自覚症状が出てからでは治療に長い期間がかかってしまいます。

定期検診で専門家による徹底した口腔清掃(PMTC)、自分では気づけない小さなむし歯のチェック、また歯周ポケットの測定などを行い、早期発見・早期治療していくことをおすすめします。それがご自分の歯を長く残すことにつながっていきます。

高齢者の予防治療(根面移植・機能管理)

高齢者の口腔内の特徴

高齢になると、歯と歯肉の境い目がすり減る・歯肉が退縮する・唾液の量が減るなどお口の機能が変化するため、むし歯や口臭、味覚障害、入れ歯が合わなくなるなどお口のトラブルが増えてきます。

健康年齢を保つためには、おいしく食事をすることによる栄養の摂取が欠かせません。また、よく噛んで食事をすることは、脳の血流を増やし、認知症予防にもつながることがわかっています。高齢になったならば、今まで以上にお口のケアに注意してまいりましょう。

むし歯をつくらないための予防

PMTC(歯科衛生士によるクリーニング)

PMTC(歯科衛生士によるクリーニング)

PMTCとは、むし歯や歯周病の予防管理を目的としてシステム化されています。現在、多くの臨床実績を上げているクリーニングです。
患者様ご自身では落とせない歯の汚れやプラーク(歯垢)や歯石、バイオフィルム(お口の中なのネバネバしたもの)を徹底的に除去します。また、ブラッシング指導や歯茎の状態の確認も行います。
強固に付着した歯石や歯垢、バイオフィルムを除去するには、ホームケアだけでは難しく、それらを専門家によるPMTCで除去することが、むし歯や歯周病の予防に最も効果的です。

むし歯になりにくくする!フッ素塗布

むし歯になりにくくする!フッ素塗布

歯の表面にフッ素を塗ることで、表面のエナメル質を硬く強いものに変化させ、むし歯になりにくい歯をつくります。歯科医院でフッ素塗布を行った後に家庭でフッ素洗口(うがい)をするとより効果的です。

ホームケア指導について

一人ひとりの歯の状態にあった歯の磨き方やフロスの使い方などを指導し、汚れをしっかりと取るブラッシング方法を身につけていただきます。

キシリトールガム(含有率90%以上)

キシリトールガム(含有率90%以上)

就寝前に噛むのも効果的です。就寝中は唾液の分泌が減るため、就寝前に噛み、唾液が出やすい状態を作ることで口腔内細菌を減らすことができます。

フッ素洗口(ミラノール)

ブラッシング後、フッ素を口にしっかりと残すことで、再石灰化の促進・むし歯の抑制に効果があります。

メンテナンス指導も行っています。

メンテナンス指導も行っています。

定期検診時には、むし歯になりやすい口腔環境を避けるための指導も行っています。
歯についての知識を増やし、甘いものを制限するだけでなく食べ方を工夫することによって、むし歯を予防することができます。

  • 食事のとり方についての指導
  • シュガーコントロール(糖分接種の考え方)
  • ステファンカーブ(口腔内のPH濃度の変化) など

酸性になるとむし歯になりやすい!?ステファンカーブとは

ステファンカーブとは、飲食前後のPH濃度を測定したものです。通常は、中性PH6.8ですが、PH5.5になると歯のエナメル質が溶け出してしまいます。

ステファンカーブ

飲食をすると、口の中が酸性になります。唾液の力により中性へ戻りますが、中性の状態になる時間が少ないと、再石灰化の時間より脱灰の時間が長くなるため、むし歯になります。
例えば、一日の食事を規則的に3回で済ませる人と、幾度もちょこちょこ食べる人では、ちょこちょこ食べる人の方が酸性の時間が長くなり、むし歯になりやすくなります。そのため、食事のとり方には注意が必要です。

飴をなめる、また、おやつをだらだら長時間食べ続ける、缶コーヒーを飲みながら仕事をするなどの習慣も、歯の成分が溶け出す原因となります。

かかりつけ歯科医療機能強化型歯科診療所です

当院は、厚生労働省により認められた「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(略称「か強診」)」です。これは、かかりつけ歯科医の有無がむし歯や現存歯数と大きな関連があるという調査結果に基づいて、平成28年度に新設された制度です。認可要件が厳しいため、「か強診」と認定された歯科医院は、全国約7万件以上の中でわずか数パーセントであり、当院はその中のひとつです。

「か強診」の歯科医院では、通常3カ月に1回の定期的メンテナンスを毎月、保険内で受けることができます。このように、当院では科学的データに基づいた歯科予防を行っています。

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